とばっちりに涙
セリーナが主審とトラブル、大荒れ試合にも動ぜず。
完全アウエー大坂なおみのプレーがセリーナを上回っていたことは皆が認めていた。
勝って控え目は日本文化、その態度、一粒真珠のネックレス、イヤリング、グレー一色の上着にも表れている。
米記者、ナオミを称賛=「世界1位になれる」−全米テニス
〜「ナオミはセリーナよりも俊敏で力強く、全てに上回っていた。セリーナは勝てないことを悟ったから感情を乱した」〜
大坂なおみの優勝にブーイング 20歳の新女王が涙の謝罪「こんな終わり方ですみません」
〜表彰式が始まると、S・ウィリアムズの出産後初の全米制覇を期待していた客席からブーイングが起こった。
大坂の目から涙がこぼれ落ちた。S・ウィリアムズに肩を抱かれても表情は硬いまま。偉業達成の感想を問われた優勝インタビューでも涙をこぼし、異例の言葉を口にした。
「ちょっと質問じゃないことを語ります。みんな彼女(S・ウィリアムズ)を応援していたのを知っている。こんな終わり方ですみません。ただ試合を見てくれてありがとうございます。本当にありがとう」
そして、S・ウィリアムズにお辞儀をして「プレーしてくれてありがとう」。プレー中とは正反対の弱々しい大坂の姿に、ブーイングを浴びせていた客席が一瞬、固まった。
大坂・セリーナ、殺気立つ観衆静めた ブーイングが一転
〜 関係者席のコーチの身ぶりが「コーチング(指導)」の違反と見なされて警告を受けたセリーナは第5ゲームでブレークバックを許したときに、ラケットをコートにたたきつけて壊した。これが2度目の警告で、1ポイントを失った。
さらに第7ゲームでブレークされた直後、ベンチに座ったセリーナは、ポイント剝奪(はくだつ)への怒りが収まらず、主審に対して「私に謝りなさい。あなたはポイントも奪ったから、泥棒」と口汚く罵倒し、1ゲームの剝奪を言い渡された。
異例の事態に、場内は主審へのブーイングの嵐が巻き起こった。結局、6―4で第2セットも連取した大坂がストレート勝ちした。
大坂なおみ ブーイング後の涙の会見動画が反響…世界に超高速拡散
〜セリーナが主審に「泥棒」と暴言を吐くなど、大荒れとなった決勝。表彰式では地元選手であるセリーナを応援する観客から、ブーイングも起こるなど、初のグランドスラム制覇となった大坂には、気の毒な光景が繰り広げられた。〜
セレーナが全米OP決勝での不正行為を否定、ペナルティーは「性差別的」と批判
〜この一戦でセレーナは、自身の陣営からコーチングを受けたとしてコードバイオレーションを告げられ、さらに激怒してラケットを破壊したためポイント・ペナルティーを受けた。また、主審のカルロス・ラモス(Carlos Ramos)氏に対し「うそつきの盗人」、「謝って」と暴言をはくとゲーム・ペナルティーを科された。
セレーナは試合中にコーチのパトリック・ムラトグルー(Patrick Mouratoglou)氏からコーチングを受けたことはこれまでに一度もないと主張しているが、ムラトグルー氏は米スポーツ専門チャンネルESPNに対しその事実を認め、コーチ全員がしている行為だとした。〜