小が大を喰った
小メーカードウカティに、日本の大メーカーが勝てない!
それにしても、125で246km/hとは!
800ccクラス2年目は、全戦で1年目のトップスピード記録を塗り替え、ハイテクノロジーにより、ハイスピード化が加速していることを証明。ドゥカティが、全18戦中14戦で最高速を記録した。
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昨季全18戦中11戦でトップスピードを記録したストーナーは、今季6戦を制覇。チームメイトのマルコ・メランドリが5戦、サテライトチームのトニ・エリアスが3戦、シルバン・ギュントーリが1戦で最高速をマークすれば、スズキのロリス・カピロッシ、カワサキのジョン・ホプキンス、ホンダのダニ・ペドロサが、それぞれ1戦で記録した。
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チャンピオンシップの史上最高速は、時速343.730キロ。2006年に玉田誠(ホンダ)が、2006年第4戦中国GPの公式予選で樹立した。
サーキット別のトップスピード
ロサイル:最長ストレート1068m
2008年:M.メランドリ(ドゥカティ)–時速334.4キロ
2007年:C.ストーナー(ドゥカティ)–時速324.714キロ
過去最速:M.ビアッジ(ホンダ)–時速334.365キロ
ヘレス:600m
2008年:L.カピロッシ(スズキ)–時速282.2キロ
2007年:A.バロス(ドゥカティ)–時速280.155キロ
過去最速:M.メランドリ(ホンダ)–時速291.891キロ
エストリル:986m
2008年:T.エリアス(ドゥカティ)–時速323.2キロ
2007年:C.ストーナー(ドゥカティ)–時速319.113キロ
過去最速:N.ヘイデン(ホンダ)–時速329.871キロ
上海:1202m
2008年:C.ストーナー(ドゥカティ)–時速343.2キロ
2007年:C.ストーナー(ドゥカティ)–時速337.183キロ
過去最速:玉田誠(ホンダ)–時速343.730キロ
ルマン:450m
2008年:J.ホプキンス(カワサキ)–時速291.6キロ
2007年:C.ストーナー(ドゥカティ)–時速288.538キロ
過去最速:2008年コース改修
ムジェロ:1141m
2008年:M.メランドリ(ドゥカティ)–時速330.8キロ
2007年:C.ストーナー(ドゥカティ)–時速323.256キロ
過去最速:A.バロス(ホンダ)–時速342.966キロ
カタルーニャ:1047m
2008年:M.メランドリ(ドゥカティ)–時速328.7キロ
2007年:L.カピロッシ(ドゥカティ)–時速321.141キロ
過去最速:A.バロス(ホンダ)–時速339.409キロ
ドニントンパーク:564m
2008年:C.ストーナー(ドゥカティ)–時速275.0キロ
2007年:C.ストーナー(ドゥカティ)–時速273.169キロ
過去最速:L.カピロッシ(ドゥカティ)–時速285.011キロ
アッセン:560m
2008年:C.ストーナー(ドゥカティ)–時速297.2キロ
2007年:C.ストーナー(ドゥカティ)–時速291.497キロ
過去最速:D.ペドロサ(ホンダ)–時速302.775キロ
ザクセンリンク:780m
2008年:D.ペドロサ(ホンダ)–時速285.4キロ
2007年:C.ストーナー(ドゥカティ)–時速280.373キロ
過去最速:T.ベイリス(ドゥカティ)–時速290.869キロ
ラグナセカ:966m
2008年:C.ストーナー(ドゥカティ)–時速262.8キロ
2007年:A.バロス(ドゥカティ)–時速256.959キロ
過去最速:N.ヘイデン(ホンダ)–時速259.179キロ
ブルノ:636m
2008年:T.エリアス(ドゥカティ)–時速301.0キロ
2007年:D.ペドロサ(ホンダ)–時速294.117キロ
過去最速:M.ビアッジ(ホンダ)–時速311.239キロ
ミサノ:565m
2008年:S.ギュントーリ(ドゥカティ)–時速277.3キロ
2007年:C.ストーナー(ドゥカティ)–時速250.173キロ
過去最速:2008年コース改修
インディアナポリス:644m
2008年:M.メランドリ(ドゥカティ)–時速315.5キロ
過去最速:初開催
ツインリンクもてぎ:762m
2008年:T.エリアス(ドゥカティ)–時速293.6キロ
2007年:D.ペドロサ(ホンダ)–時速289.389キロ
過去最速:宇川徹(ホンダ)–時速310.077キロ
フィリップアイランド:900m
2008年:C.ストーナー(ドゥカティ)–時速330.1キロ
2007年:C.ストーナー(ドゥカティ)–時速324.625キロ
過去最速:C.チェカ(ドゥカティ)–時速333.436キロ
セパン:920m
2008年:C.ストーナー(ドゥカティ)–時速311.5キロ
2007年:C.ストーナー(ドゥカティ)–時速306.992キロ
過去最速:M.ビアッジ(ホンダ)–時速317.740キロ
バレンシア:876m
2008年:M.メランドリ(ドゥカティ)–時速311.1キロ
2007年:D.ペドロサ(ホンダ)–時速303.968キロ
過去最速:T.ベイリス(ドゥカティ)–時速321.141キロ
250ccクラスでは、第14戦インディアナポリスGPを除く全16戦で、アプリリア勢が15戦で
トップスピードをマーク。トーマス・ルティが最多の6戦を制すれば、KTMの青山博一が第4戦中国
GPで、今季最速となる時速279.7キロを記録。ホンダ勢では、高橋裕紀が第17戦マレーシアG
Pで2番手に入った。
2008年:青山博一(KTM)‐時速279.7キロ(上海)
過去最速:99年S.ペルジーニ(ホンダ)‐時速289.544キロ(ムジェロ)
125ccクラスでは、アプリリアRSAが全戦でトップスピードを記録。ステファン・ブラドルが9
戦を制しただけでなく、全戦でトップ4以内に進出。第16戦オーストラリアGPでは、軽量級として
は史上最高速となる時速245.9キロを記録した。
2008年:S.ブラドル(アプリリア)‐時速245.9キロ(フィリップアイランド)
過去最速:07年H.ファウベル(アプリリア)‐時速243.902キロ(上海)